undefined仮想通貨(暗号資産)取引所コインベースは26日、同社の投資家向けプラットフォーム「コインベースプロ(Coinbase Pro)」にブロックチェーンプラットフォームのセロ(CELO)の独自トークンを上場させると発表した。

CELOはこの発表を受けて、50%以上急騰し、一時4.5ドル付近まで上昇した。その後は下落し、4ドル前後で推移している。

コインベースプロは8月31日からCELOの入金受付を開始し、9月1日から取引を開始する。サポートするペアはCELO/BTC、CELO/USD、CELO/EUR、CELO/GBPの4ペア。

フェイスブックの仮想通貨リブラのライバル

2020年3月に50社の創設メンバーが発表されたCeloは、金融包摂を目標とし、様々な業種から多くの企業によってアライアンスが発足していることで、フェイスブックの仮想通貨リブラのライバルプロジェクトとして知られている。

50社のメンバーにはアンドリーセン・ホロウィッツやコインべ―ス、アンカレッジ、メルシーコープ、バイソントレイルズなど、リブラに参加する企業が含まれている。

2020年5月にはメインネットの立ち上げを発表し、ERC-20トークンである「セロ・ゴールド(cGLD)」の転送がオンチェーンガバナンスによって有効となり、取引所がプラットフォームと自由に統合できるようになった。

セロの創設者であるレーン・レインズバーグ氏は、新しいステーブルコイン「セロ・ドル」を計画していると、コインテレグラフに語っている。セロ・ドルは、cGLDを活用して作られる予定だ。将来的には「携帯電話だけで世界中の誰にでもセロ・ドルを送れるようにする」と語っている。今後はセロ・ウォレットのリリースも計画している。

「コインベース効果」で急騰

コインベースは2019年9月にセロを含む17銘柄の上場検討リストを発表。現在はこの中からCELOとオーキッド(OXT)が上場。リストには最近価格が上昇しているクロスチェーンのポルカドット(DOT)などが含まれている。

最近ではコインベースへの上場が発表されることで、各銘柄は急騰する「コインベース効果」現象が起きている。8月にもバンドプロトコル(BAND)がコインベースプロへの上場発表によって5分で50%急騰。5月にもメーカーダオのトークン、メーカー(MKR)の上場を発表。これを受けて1時間で1時間で30%も上昇した。

一方でコインメトリックスが6月に実施した分析では、対米ドル、ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)を比較し、上場発表後の前後10日間で平均値と中央値の上昇幅が約-1%から14%としており、一部の認識よりも「緩やかである」としている。

最近ではテゾス(XTZ)やチェインリンク(LINK)、オミセゴー(OMG)が発表後に急騰したが、こうしたものは「外れ値」であるとしている。

レポートでは16の仮想通貨を調査したが、そのうち6つは取引所に上場してから10日後にマイナスの価格パフォーマンスとなっていた。3つは5%未満のパフォーマンスとなっていた。