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 カナダのある地元警察は、犯罪者が政府職員になりすまし罪なき市民にビットコインATMにお金を振り込むよう指示するビットコイン(BTC)関連の詐欺に対して注意を呼び掛けている。この詐欺は地元報道機関The Sherwood Park Newsによって初めて報じられたが、今までのところの被害件数は2件で、従わない場合は拘束すると脅迫され、総計額2万1000カナダドル(1万5500米ドル)をビットコインATMに振り込んだ。

 記事によると、詐欺師はまずRCMP(王立カナダ騎馬警察)の警官であると語るものや、国の税金当局であるCRA(カナダ歳入庁)の職員であると偽るものがあったという。

 偽警官の場合では、詐欺師は被害者の社会保障番号が流出し、その被害者に対して調査中の不正行為疑惑があると伝えた。だがもし被害者が従えば、すべての問題は解決され逮捕されることはないとのことだ。

 この詐欺は、今のところカナダのアルバータ州にあるエドモントン郊外に位置するストラスコーナ・カウンティーのみで報告されている。

 記事によると、被害者の1人はこの詐欺により1万2000カナダドル(8850ドル)を失い、警察は同様の詐欺による被害が広がらないよう市民に警告している。

 「いかなる場合においても警察がビットコインを要求して個人に接触することはない。」とストラスコーナ・カウンティ―RCMPのシャンテル・ケリー巡査はコメントした。

 ケリー巡査は「通常詐欺師は資金を振り込ませることを目的に数百人に接触する」と加えた。

 実際、詐欺師がビットコインを得るためにカナダの政府職員になりすました1件目の被害からかなり経過している。

 CBCによると、19年10月にも同様の報告がされており、CRAの職員を装った詐欺師が複数の金融犯罪の告発でもって市民を脅迫し、訴訟を取り下げるために数千ドル価値のビットコインを要求した。