undefined情報筋によると、イーサリアム上のドル「USDC」で、10万USDC(約1070万円)の保有するアドレスが、ブラックリストに追加されたことが分かった。このブラックリスト機能が実行されたのは初となる。

USDCとは、コインベース(Coinbase)とサークル(Circle)社によって運営されるセンター(CENTRE)によって発行されている仮想通貨版のドルだ。1USDCは1ドルと同じ価値を持ち、その価値はセンターが保有するドルにより裏付けられている。

CENTREによれば、法執行機関からの要請に応じて当該資産を凍結した。このUSDCは全て永久に回復させることができない可能性があるという。このブラックリストに指定された理由は定かではないが、このUSDCはなんらかの理由で盗まれたとされている。

ブロックチェーンエクスプローラーのEtherscanを見ると、今回凍結されたアドレスの対象の取引は6月16日に実行されたものだ。Etherscan上のコメント欄では、対象のウォレット所有者が1カ月前から10万USDCを盗まれたと訴えていた。相手をハッカーと呼び、盗難したUSDCを返却するよう求めた。

一部の有識者はブラックリストによる資金凍結といった中央集権的コントロールを懸念するが、マネーパートナーズグループの社長室で仮想通貨・ブロックチェーン分野を担当する鈴木氏は、ブラックリスト機能に賛成の立場を述べた。

なお、私はUSDCにブラックリストがあることについては概ね賛成の立場。BtoBで当たり前に商取引で流通されていたトークンを用いた挙げ句、法人としてマネロンへの加担などを指摘されたら耐えられない。

— Yudai Suzuki (@9dai_5) July 8, 2020

現在USDCはUSDT(テザー)の流通数に及ばないが、MakerDAOやCompoundなどDeFi(分散型金融)のプラットフォームでも広く使われているステーブルコインであるために、今後、ハッキングやマネーロンダリングの事件のも注意喚起されている。

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