undefined米著名投資家Howard Marks氏の見解

昨年10月から、仮想通貨(暗号資産)ビットコインが強気相場に入っており、多くの機関投資家もビットコイン市場にも参入した。ただし、米国の著名投資家で億万長者のHoward Marks氏が、まだ仮想通貨に対する懐疑的な立場を維持しているようだ。

同氏は、オークツリー・キャピタルの顧客宛レターで、彼の息子Andrewが相当量のビットコインを保有していることを明かしたが、自体はまだ仮想通貨に対する懐疑的な立場を維持していることが明らかにした。

Marks氏は自らを「バリュー投資家」として位置付け、「バリュー投資」を「あるものが本質的にどのような価値を持っているかを主に潜在的なキャッシュフローを生み出す能力に基づいて定量化し、市場価格がその値よりも低いときに購入すること」と説明した。

同氏は仮想通貨について「金融革新と投機的な市場行動の経験的なパターン認識と自分元々の保守性により、懐疑的な立場を取ることにした。したがって、オークツリーと私は何度もトラブルを回避することができたが、イノベーションについて考えるのにおそらく役立たないだろう」という自分の見解を示した。

つまり、仮想通貨へは過去の様々なバブルを見てきた経験から懐疑的立場を取っているが、仮想通貨それ自体について学んだ上での判断ではなかったことが窺える。

一方、ビットコインの高ボラティリティ性が依然として投機目的の投資家が懸念している問題だ。フィナンシャル・タイムズの報道でも、投資家にとって、仮想通貨の高いボラティリティが参入障壁となっているという。

特に、ビットコインは今週に41000ドル付近の高値から30500ドルまでに急落したことが高いボラティリティの市場環境が続いている。これもある投資家がビットコイン市場に参入しない理由の一つだろう。

なお、大手大手投資銀行ゴールドマンサックスもビットコイン市場は、株式やコモディティ市場に比べては新興市場であるため、ボラティリティが依然として高く、価格が安定的になるためには、さらに多くの機関投資家マネーが必要だとしたという見解を示した。