undefinedアルゼンチンで農作物をトークン化

新型コロナウイルスによるパンデミックの中で、アルゼンチンの脆弱な経済によって、同国の農業部門に不安を与えている。昨年末に、アルベルト・フェルナンデス大統領が食料価格が高騰する中で国内の消費者を優先させるという目的として、トウモロコシの輸出制限を決定した。

ただし、収入が圧迫される農家側が大反発し、1日当たりの制限を決めて輸出を認めるなど農作物を巡って経済が混乱している。農業がアルゼンチンの総輸出総額の60%と、GDPの10%を占めることを考えると、農民の不安の高まりはさらなる経済の不安定につながるだろう。 

このような状況で、農家を助ける手段として技術主導型のソリューションを模索する人が出ている。CoreLedgerとAbakusは、アルゼンチンの農家の間でブロックチェーンベースの「物々交換経済」を確立するためにP2P市場を確立することを計画している。 

この市場では農業資産をトークン化することで、農家はヘッジツールとして使用して、国内外のインフレと流動性にアクセスできるようになる。農家は、トークン化された製品をプラットフォームで公開し、他のトークン化された製品と交換することもできる。これにより、地元の生産物に裏打ちされた通貨が生まれると言われている。 

AbakusのCEOであるMartinFruste氏は、現金や株式ベースの貯蓄プランではなく、農作物を使うことで現物資産として、ステーブルコインように機能すると述べた。同氏はまた、これはアルゼンチンなどの通貨切り下げに見舞われる新興国に特に適していると指摘した。