
分散型金融(DeFi)Maker(MKR)の価格が前週比80%高、一時1200ドルまでに急騰している。この高騰率は2018年5月以来の高値となっている。
MKRはDeFiのオープンソースプロジェクトMakerDAOで、ガバナンストークンとして利用されている。MakerDAOは、担保を預け、米ドルにソフトペッグされているステーブルコイン「Dai」を発行できるプロジェクトであり、分散型ステーブルコインを作った最初のコミュニティだ。
データプロバイダーCoinGeckoによると、MKRの価格が860ドル付近に推移されていたが、7日に一時に1200ドルまでに急騰し、24時間で34.3%上昇率となっている。

今回、MKRの価格が高騰した要因の一つは、MakerDAOプロジェクトの需要が増加していると考えられる。昨年末のMakerDAOのブログによれば、2019年12月のDaiの総数量は7100万だったが、20年12月に10.7憶超となってる。

