イーサリアム2.0の中心的な仕組みとなる「ビーコンチェーン(Beacon Chain)」にステーキングされたイーサリアム(ETH)の総額が、300万イーサリアムを超えた。現時点のレートで換算すると、55億ドル(約5800億円)。

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データサイトの「イーサスキャン(Etherscan)」によると、当記事執筆時点のステーキング総額は約306万2210イーサリアム。

ビーコンチェーンは昨年11月はじめにステーキングを開始し、3週間で正式運用に必要なイーサリアムを集めた。

ビーコンチェーンは、現行のイーサリアムブロックチェーンと新しいイーサリアム2.0ブロックチェーンのつなぎ役となるもので、将来のある時点で、現行のイーサリアムブロックチェーンをイーサリアム2.0に移行させる役割を担う。

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)を採用している現行のイーサリアムブロックチェーンとは異なり、イーサリアム2.0は、マイナーに代わって「バリデーター」が取引を処理するプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用している。

プルーフ・オブ・ステーク(PoS):発行済の全コイン総量に対する保有コインの割合によって、発言力が変動するように設計されたアルゴリズムのこと。コインの保有量が多いほど報酬を得やすい仕組みになっている。ビットコインが採用しているプルーフ・オブ・ワーク(PoW)と違って、膨大な電力やマイニング機器を必要としないことがメリットとされる。

バリデーターになるためには、ノードを運用して最低32イーサリアム(ETH)をビーコンチェーンにステーキングしなければならない。

クラーケン(Kraken)やコインベース(Coinbase)などの暗号資産(仮想通貨)取引所や、MyEtherWalletなどのウォレットも、ノードを運用するすることで、顧客向けにステーキングに参加できるサービスを提供できる。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:Shutterstock
|原文:Ethereum 2.0 Deposit Contract Tops $5.5B in Staked Ether

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