暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)の共同創業者兼CEOのジェシー・パウエル(Jesse Powell)氏は、クラーケンが「来年のどこか」のタイミングで上場を目指すかもしれないが、その「保証はない」との考えを明らかにした。

3日にブルームバーグTVに出演したパウエル氏は、100億ドル(約1兆700億円)の企業評価額であれば上場を考えるかと聞かれると、「(クラーケンは)確かに上場を予定しているが、100億ドルは低い評価額だ。その価格で株式を発行することに興味はない」とコメントした。

クラーケンの競合で米国暗号資産取引所大手のコインベース(Coinbase)は、企業評価額が1000億ドルにのぼる可能性が伝えられている。クラーケンも新たな資金調達について協議しており、評価額は100億ドルを超える可能性がある。

パウエル氏は、企業買収を加速させる以外に新たな資金調達を行う「理由はない」と述べた。

さらにビットコイン価格の見通しと、投資家は現在の価格をどのように捉えるべきかとの質問に対して、パウエル氏は「ビットコインを売却する理由はない。多くの人は下落局面での購入を待っているだけだと思う。投機目的でビットコインを購入するなら、5年間は保有すべきだと思う」と話した。

米CoinDeskはパウエル氏に取材を試みたが、当記事執筆時点までに返答はなかった。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:クラーケンの共同創業者兼CEO、ジェシー・パウエル氏(Kraken)
|原文:Kraken CEO Says He’d Only Want to Go Public at a Valuation Above $10B

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