undefined既報より、リブラ協会のステーブルコインDiem(ディエム)は規制当局の承認を待っていて、2021年1月にローンチする可能性が高いことも明らかにした。

最初、Diemは世界各国の複数通貨(通貨バスケット)と価格が連動する仕組みのステーブルコインとして構想された。そして、米ドルのステーブルコインを発行した後、どの法定通貨に基づいてのステーブルコインを発行するか注目を集めている。

具体的に、Diemは米ドル50%、ユーロ18%、日本円14%、英国ポンド11%、シンガポールドル7%との仕組みで計算している。従来の考え方によれば、次の発行はユーロのステーブルコインになるはずだが、シンガポールドルに基づいてのステーブルコインを発行することはより良い選択であるとの見方も挙げた。

シンガポール政府は、ずっと仮想通貨やデジタル通貨の開発に非常に友好的な態度を示している。シンガポールで、暗号化された分野でスタートアップ企業を生み出すだけでなく、国外の企業も引き付けているという。そして、Diem にとって、シンガポールドルベースのステーブルコインの発行可能性は、ユーロベースのステーブルコインより大きいといえる。

また、シンガポールのユニークな地理的位置は、ステーブルコインの発行するのに非常に適していることも指摘された。東南アジア諸国間の経済・貿易交流が進んでいるため、国境を越えた支払い方法が必要だ。

一方、東南アジアで、Diemと競合する製品があるとも懸念している。そして、Diemは最初にこの市場に参入すると、この分野での競争への障壁を取り除いて、その成功の可能性も増えるだろう。